令和3年度の定時理事会・評議員会が開催されました
令和3年5月21日に第1回の理事会、6月7日に第1回の評議員会がそれぞれ開催されました。
出席の理事・評議員から積極的な意見が出され、有意義な会となりました。
承認された、理事・評議員を紹介します。
〇 理事名
・廣瀬 和貞 (理事長) 留任
・中島 龍磨 (常務理事兼館長) 留任
・梅木 哲 留任
・冨安 宏 留任
・首藤 洋介 新任
・十時 康弘 新任
〇 監事
・諌本 憲司 留任
・髙倉 謙市 留任
〇 評議員名
・後藤 宗俊 留任
・大賀 信證 留任
・長 哲也 留任
・廣瀬 尚美 留任
・広瀬 晴子 留任
・渕 健一 新任
理事・評議員の皆様方、今後とも宜しく御願い致します。
古文書の撮影(ブックススキャナ-作業)も順調にすすんでいます!
本格的な撮影にはいり、三か月が過ぎました。現在は、廣瀬淡窓の「懐旧楼筆記」を撮影していま
す。廣瀬淡窓は、自撰の碑銘に「我が志を知ることを欲すれば 我が遺書を視よ」と述べています
が、その遺著は多方面にわたり、三十種、百種十冊に上がっています。
『懐旧楼筆記』は五十六巻あり、子孫に示しその戒めとするため、日常の動静から師友、門人、親
戚、知人の来訪や雑事にわたり、国文を以て詳細に叙述された懐旧録で、自叙伝ともいうべきもの
です。
記録は、天明2年4月11日の誕生に始まり、64才の弘化2年12月末に終わっています。65
才から69才までの間に記述しました。
「懐旧楼筆記」一巻 表紙
1ペ-ジ目 56巻中の始りは、このペ-ジから
2ページ目 目を通すと当時の出来事が詳細に書かれています。
現在、撮影作業は3人体制で行っております。これまで、事前研修として、中津歴史博物館に行
き、指導を受けたり、当館内でも何度も研修を重ねました。三か月後の今では、上手にできるよ
うになりました。今後は、精度と速度をさらに上げていきます。
一人でもしっかりできるようになりました
二人そろえば、さらに確実
お互いにアドバイスをしながら、一歩・一歩進みます
作業中、新たな発見も期待できそうです。今後、機会を設けて公開していくようにします。