淡窓・久兵衛にふれるセミナ-友の会員募集

8年ぶりに復活!また共に楽しく学びましょう!

平成29年より3年間、大好評の中実施されたセミナ-は、コロナ禍と廣瀬家本宅の「令和の大改修」のため中止になりました。この間多くの方から再開を願う声がありました。この度、諸条件が整いましたので8年振りに復活することにしました。今回の目的は、(1)淡窓・久兵衛の生家で二人の業績・考え方・生き方にふれる。(2)体験活動を取り入れて、文化財を身近なものとし、日々のくらしと繋げていく。としております。詳しくは、下記の実施要項をご覧ください。過去3年間の振り返りで、多くの方から「楽しかった」「勉強になった」「淡窓・久兵衛の生家の座敷で学べるという最高の経験をさせてもらった」等の評価をいただきました。今回も皆様方のご参加をお待ち申し上げます。尚、申し込みについては、下記までお願いします。座敷の広さからして20名を越えたらお断りしています。                                               申込先 日田市豆田町9-7 ☎0973ー22ー6171 廣瀬資料館(毎週月曜日は休館) 5月31日締め切り

下記募集要項

下記(令和8年度セミナ-)をクリックしてください。

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2026年5月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hiroseshiryoukan

お雛様祭り終了!感謝!感謝!

期間中、2000名を超える来館者をお迎えしました!

2月15日から3月末まで開催された日田天領お雛様祭りが終了しました。期間中、日田市の豆田町には国内外から多くの方々がおいで下さり、とても賑わいました。当館は今年度、お雛様祭りのテ-マを「文化財の活用と廣瀬家の時代雛の展示」としました。そして、お雛様の歴史を一緒に探ったり、一体一体の人形に込められた当時の人々の思いに触れました。あるコ-ナ-では、人形と心を一つにして、一緒に記念撮影をすることも取り入れました。色々工夫をした結果、入館者数も目標にしていた2000人を超えることができました。そして、おいで下さった方々から「とても勉強になりました」「素晴らしかったです」「おもしろかったです」などの感謝のお言葉を多くいただきました。この期待に応えるよう、来年も更に頑張ります。なお、お雛様祭りは終了しましたが、当館では「文化財の活用」というテ-マのもと4月末まで展示します。期間中、機会がなかった方はぜひおいで下さい。                                           以下、期間中の一コマをご紹介しましょう。

 

下記写真、期間中、人気NO1は 下記「御所人形(ごしょにんぎょう)」でした。ぽっちゃりとしたかわいさがお客様を引き付けたようです。小・中学生の支持が多くありました。

下記写真、人気NO2は、当館家宝の「古今雛(こきんびな)」でした。「細かく」、「丁寧に」、「細部に目を向けて」作られているところが大人の方々の支持を得たようです。

下記写真、人気NO3は、16体もの人形が連なる「公家行列(くげぎょうれつ)」です。勇壮さに度肝を抜かれたようでした。

 

下記写真、雛祭り期間中の、2月25日に三重県の「皇學館大学(こうがっかんだいがく)」の学生さんと引率の先生が入館されました。とても熱心な方々でした。心が温かくなりました。

 

下記写真、雛祭り期間中、珍しく雪が降りました。本宅「中庭」が雪化粧になりました。

下記写真、雛祭り期間中3月の1週間、本宅庭園の「モクレンの花」が満開になります。人形を見るのと同じくらい皆さんの心を癒してくれました。

これで、令和8年のお雛様祭りについてのご紹介を終わります。来年は、来館者の目標を「2500」人としました。1年間色々工夫をして皆様をお迎えします。ぜひ、ご来館覧館下さいませ。

 

令和8年度、廣瀬資料館「前期特別展」の展示内容の一部をご紹介します。

8年5月から10月まで前期特別展を計画しております。中身としては、「浮世絵・錦絵厳選10点」と下記、清浦圭吾(きようらけいご 1850~1942)翁の肉声の「休道の詩(きゅうどうのし)」です

下記写真、清浦圭吾翁肉声のテープと説明書。

下記写真、清浦圭吾翁説明書。清浦圭吾翁は、熊本県山鹿市鹿本町出身の咸宜園門下生で、後の内閣総理大臣です。淡窓から教えいただいた「休道の詩」の歌を大切にし、大臣をやめた後、レコ-ド化します。そのいきさつや思い出話などが書かれた説明書です。

下記写真、清浦圭吾翁がレコード化した後、劣化が激しくなったのでCD化したものを展示します。希望者に肉声を公開します。

この他に展示予定の、浮世絵・錦絵も色鮮やかで、見た人の心をひきつけること間違いありません。この他に、文化財活用として「令和咸宜園入門体験」や「両替商の銀→文銭」の体験活動も実施しております。5月のゴールデンウィ-クは、ぜひ日田の「廣瀬資料館」においで下さい。お待ち申し上げます。

2026年3月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hiroseshiryoukan

天領お雛様まつりスタート!

廣瀬資料館の時代雛皆さんをお待ちしております!!                                          当資料館では、今年度のテ-マを「文化財の活用と廣瀬家の時代雛展示」とし、当館最古の「元禄雛」、当館最大の「享保雛」、作風に特色がある面屋庄次郎作の「御所人形」、奈良時代が垣間見える「天平雛」など、どれも当館の家宝として大切に守ってきたものを展示の中心に据えました。一体、一体の人形にその時々の思いや歴史が込められております。まさに、廣瀬家のくらしと歴史が交差する時代雛です。昨年から、文化財の活用として、「咸宜園入門式」や「両替え体験」等を行ってきました。今回の雛祭りにも、雛人形の変遷を学ぶことや人形と一緒に写真撮影をするなど種々の体験を取り入れております。とても楽しく、意義あるひと時になると思います。皆様方の、ご来館をお待ち致します。

下記、雛祭りご案内のパンフレット」を作成しました。関係機関やメディアに配布しました。                        

下写真 玄関に手作りの看板」を提示しました。

下写真 今年の「いち押しお雛様3体」看板  「ド迫力の公家行列」 「家宝の古今雛」 「母の強さと家族愛の神功皇后と武内宿禰」

下写真 中座敷展示の時代雛」 館長や学芸員から一体、一体の人形について「いわれ」や「歴史」をお聞きください。

下写真 家宝「古今雛」 お雛様の本「雛と雛の物語」にも紹介された当館自慢の人形です。                                                                                                                                                                                                                 

下写真 「御所人形」 面屋庄次郎の作で、「ぽっちゃり顔」がとてもユニークです

下写真 「天平雛」 奈良天平時代が垣間見れる珍しい人形です。

下写真 「公家行列」 15体の人形と、牛車が一列に長く並ぶ様子は迫力満点です

以上、雛人形の展示についてご紹介しましたが、人形と同時に、廣瀬淡窓を中心に廣瀬家8賢人の業績も展示しております。文化財活用の一つ「令和咸宜園入門体験」では、この2月7日に東京・長野・青森の方3人が同時に入門され、447人に達しました。淡窓先生の「心」や「教え」を今のくらしに生かすという「入門体験」は、皆様を感動の世界へ誘(いざな)うこと間違いありません。ぜひおいで下さり、お雛様鑑賞と同時に体験活動にも目を向けていただくことをお勧めします。

2026年2月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hiroseshiryoukan

新年あいさつ

新春の慶びを申し上げます!!

                                  家両替体験コ-ナ-にて 中嶋龍磨館長                   新しい年を迎え皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。昨年は、当館に対し色々と応援くださり誠に有難うございました。今年もどうぞ宜しくお願い致します。さて、昨年は「文化財有効活用」館として第一歩を踏み出しました。中でも、「咸宜園入門」や「商家の両替」の体験活動は好評でした。今年は、第2段として、「淡窓・久兵衛セミナ-」を復活します。今年も日々、「感謝の心」を持って前進します。多くの方のご来館をお待ち申し上げます。                                                                                                                                                                                                                    

 

「文化財有効活用」館の取り組み紹介                                                                                                                                                                      どんな活用の仕方がありますか

今までの実績から次の3通りで実施できます.

(1)体験活動で活用(実物に触れる・見る体験、心や教えに触れる体験)                       体験活動については、ここ数回のホームペ-ジでご紹介している通り、「板木」に触れて実際に叩いたり、両替コ-ナ-で豆銀や文銭を使って実際に計る体験を行います。また、令和の咸宜園に入門するという疑似体験をして、今のくらしを見直す場にもなっています。                                                                                                                                                                                                                  (2)教育活動で活用(学校教育、社会教育に転用)                                                     教育活動については、淡窓や咸宜園の心・教えを学校の経営や活動に取り入れます。私は日田市立三和小学校で実践しましたが、大いに効果がありました。又、社会教育への活用では日田市三花公民館の青少年健全育成において、平成三花咸宜園というものを設立し、淡窓の咸宜園教育を現代の平成三花咸宜園で実行し大きな成果をあげました。                                                                      (3)人づくり活動で活用(セミナ-、イベント)                                                                                                     セミナ-は、180年前の廣瀬家主屋で行ないます。当時、淡窓・久兵衛が実際に生活していた空間で「淡窓や久兵衛について学ぶ」ものです。建物の活用と素材の活用が可能で、まさにリアルティ-です。石坂石畳道ウォークラリ-のイベントでは、歩くという目的だけでなく、淡窓の書いた「石坂修治碑」という文化財を活用して実行していきます。                                                                                                 上記(1)~(3)の詳細については後日、具体的にご紹介いたします。

2025年12月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hiroseshiryoukan

文化財体験活動月間終了!

感動をありがとう!今度は友人と一緒に来ます!

 10月26日から12月7日まで文化財の有効活用月間として、咸宜園入門式、両替えなどの体験活動を実施しました。初めての試みで一カ月間の限定でしたが、77名もの方が特別に参加してくださいました。通常入館料が450円ですが、250円を上積みして700円で実施しました。初めは皆無でしたが、徐々に増え始め、2団体の参加もあり当初の予想より多い人数となりました。中でも、一番感動していただいたのが「咸宜園入門式」の体験です。令和の咸宜園に入門できたという高揚感がひしひしと伝わってきました。両替体験活動は、笑いあり驚きありと心温まるものとなりました。そして、終わりには、「有難うございました。感動しました」「とても楽しかったです」「今度は友人と一緒に又来ます」等の感想を述べて帰って行かれました。今回、文化財の活用ということで、一ヶ月余り実施しましたが反響の多さに驚かされました。今後、成果・課題を整理して何らかの形で継続できればと考えています。            以下、その時々の様子をお知らせします

下写真 入門体験 真剣に話を聞く7名の入門者 「今日から勉学に励む咸宜園とはどんなところか」

下写真 入門体験 福岡からの入門生23名 「江戸の咸宜園でなく、令和の咸宜園に入門」遠い昔でなく、今の咸宜園だから真剣に!

下写真 入門体 お互いに真剣 「令和の淡窓も入門生もこんなにも一生懸命になれるんですね」

下写真 入門体験④ 最後は自然と直立不動になってしまうんですよね

 

下写真 両替体験① 旅人役(両替え希望者 銀の小粒を持参)、番頭役(店番人 銀を秤にかけてて文銭に両替する)

下写真 両替体験② 江戸期の両替の仕組みを真剣に聞く大学生のみなさん

下写真 両替体験③ 両替役の方の演技がとてもうまく、大拍手でした

下写真 両替え体験④ 番頭さんと丁稚さん役の方には廣瀬家の法被(はっぴ)を着てもらいました

体験活動はの良さは、その場、その場に入りこめ、実際に当時の営みを追体験できることです。入門体験では、淡窓先生が行った通りの塾の訓示や休道の詩の歌を聞くことが出来ました。淡窓先生の「心」や「魂」がひしひしと伝わり、感動し、心が洗われると多くの方がおっしゃいます。両替体験は、両替の仕組みに驚かされたり、番頭役や旅人役の演技に大笑いをしたり和気藹々の中にまた違った感動が沸き上がるようでした。今回初めて実施した中で、貴重な史料を見て、感じ、感動する従来の方法も生かしながら、史料を見るだけでなく今回のように体験するなど史料を活用する方法も期待されていることだと改めて感じました。

2025年12月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hiroseshiryoukan

今、大人気!文化財体験活動!

文化財体験活動を、700円(入館料込み)で実施中!

 当館では、江戸初期より伝わる多くの文化財を館内に展示しております。入館者に、見て・感じて・楽しんでいただくことを第一にしております。同時に、これらの素晴らしい文化財を活用することも行っています。その一つが、「江戸期からの建物を活用したセミナ-」です。二つめが、「淡窓や久兵衛の教えを学校・社会教育の場に活用」することです。そして三つめが、今回ご紹介する「資料館内で実施する体験活動」です。前出の二つについては、数年来実施していましたが、館内文化財体験活動は初めてです。今回、10月末より11月迄期間限定で実施しております。ぜひ、おいで下さり、本館独自の文化財体験活動に参加してみませんか。きっと大満足されますよ。

実施中の体験活動①(咸宜園入門体験) 「休道の詩」を歌い門下生に魂を打ち込みました。

実施中の体験華道②(板木叩き) 板木を軽快に叩きました。

実施中の体験活動③(両替え体験) 番頭役、丁稚役、両替のお客役を3人の来館者にしていただきます。

実施中の体験活動④(写真撮影) 家訓「心高身低」と一緒に写真を撮ろう。

 日々館者に、展示している淡窓先生の「日記」や「詩」そして、遺品などをご案内しております。皆様方とても喜んでくださいます。ある時、私が咸宜園の淡窓先生になり、来館者に咸宜園入門者になっていただき、入門の場面を再現することがありました。終わった後に、来館者が「その気になれて、とても感動した。」「体験でき、実感できた。」「特別に行うといいですよ。」等の感想をいただきました。今回、「文化財の有効活用」ということで、上記の①~④の体験活動を11月に限定して実施します。金額が別途料金になりますが、通常の入館料450円を含んで700円で実施します。初めての試みです。皆様方にはぜひ体験していただき、ご感想・ご意見を頂ければ幸いです。

2025年11月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hiroseshiryoukan

廣瀬資料館セミナ-が熱い!

文化財活用 江戸後期の建物を会場にして「廣瀬資料館セミナ-」が開催されました!!

来る10月4日(土)に、令和7年度の「廣瀬資料館セミナ-」が、廣瀬家本宅主屋の「中座敷・奥座敷」を使用し開催されました。セミナ-の開催は5回目ですが、主屋を会場にしたのは昨年に続き2回目です。特に今年度から、文化財の活用を意識し、「咸宜園入門体験活動」「板木叩き体験」「両替体験活動」「廣瀬家家訓と写真撮影体験」の4つの体験コ-ナ-を館内に設置しました。今回の「中座敷・奥座敷」を使ってのセミナ-は、これらの延長として位置づけ行いました。前半は、国文学研究資料館の渡部泰明館長さんから、「百人一首のテ-マ」でお話をしていただきました。廣瀬家第4代当主「平八」(号を「月化」)は、この奥座敷で大好きな歌を何首も読んだことでしょう。その部屋で、和歌のお話を聞けました。後半は、日田市の文化財保護員の竹尾浩享さんの、廣瀬資料館蔵の「五馬紀行」のお話でした。この紀行文は、月化の作で、若き頃の淡窓も同行していました。まさに、この場所で寝起きをし、日々過ごした月化、淡窓の息遣いが、聞こえてきそうな場所でのひと時でした。以下、セミナ-での一コマをご紹介します。

 

令和7年度の「廣瀬資料館セミナ-」の実施要項の紹介

 

主催者を代表して、国文学研究資料館の「渡部泰明」館長さんと、廣瀬家第12代当主の「廣瀬和貞(廣瀬資料館理事長)」さんのお二人からご挨拶をいただきました。下記写真は、廣瀬和貞理事長のごあいさつの様子です。

 

まず最初のお話は、国文学研究資料館の「渡部泰明」館長さんでした。渡部館長さんは、「なぜ古典を学ぶのか」という題目について歌人「西行」の和歌を取り上げ、解りやすくご説明してくださいました。下記写真は、参加者に「古典派、情理を兼ねた、成長のための言葉」と熱く語る渡部館長さんです。

 

下記写真は、渡部館長さんの話に熱心に耳を傾ける参加者のみなさんです。会終了後に、「西行の和歌の話に感銘を受けた」とか、「とてもすばらしい話を聞けた」など、多くの感想や感謝の言葉をいただきました。

 

続いてのお話は、日田市文化財保護員「竹尾浩享」さんの「五馬紀行」文の解説でした。「五馬紀行」は、廣瀬淡窓の叔父にあたる廣瀬家第4代当主「平八」(号を月化)が綴った紀行文です(日記)。五馬(現日田市天瀬町五馬市)という地を訪れる道中や現地での様子が記されています。竹尾さんは、原文を現代風に書き直し、丁寧に解説してくださいました。下記写真は、竹尾さんの郷土「五馬」について、熱く語る竹尾さんです。

 

下記写真は、発表者と参加者が一体となった場面です。竹尾さんのお話は、参加者にその場、その場の情景をイメ-ジさせ、とても分かりやすかったです。文中に、若い頃の淡窓が出てきたり、参加者にとって、五馬という身近な場所や地名が出てきたことも影響していたようです。

 

下記写真は、発表後、熱く語り合う参加者の皆さん。今年のセミナ-は、今までの中で一番話し合いが活発でした。

 

下記写真は、参加者間で意見の深まりや拡がりが図られ、新たな考えが構築されていった場面です。とても素晴らし一コマでした。

 

今回のセミナ-は、文化財の活用ということで、江戸後期(1850年代)の本宅主屋の建物を使って行いました。当時の人々が実際に使っていた奥座敷・中座敷で行なわれたことやお二人の発表の中に、当家に深く関わりのある人物が登場するなど、参加者の気持ちは最高に盛り上がりました。このことから、文化財を活用して行うセミナ-や体験活動は、とても盛り上がり効果があると確信しました。今回、九州の辺地迄はるばるおいで下さりった、渡部館長様。多忙な中、寸暇を惜しんで準備に奔走してくださった竹尾さん。ご両人には深く感謝申し上げます。そして、日田市内だけでなく、全国各地より参加くださった皆様方に心よりお礼申し上げます。本当に有難うございました。来年もまた継続します。引き続き、ご支援・御協力をお願いいたします。

2025年10月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hiroseshiryoukan

咸宜園入門体験式の紹介

淡窓先生の咸宜園に入門してみませんか。咸宜園当時にさかのぼって、入門体験を行っています。

好評だった「咸宜園入門体験式」を7月から復活しました。以前、咸宜園の秋風庵(当時のままの建物)で実施していました。その時は、入門体験者が二百数十名まで増えましたが、コロナのため残念ながら一時休止にしました。そんな中、7月から、咸宜園入門体験を淡窓生家の本館で復活しました。その一コマをご紹介します。           場 所     本館1号室(淡窓と淡窓を支えた8賢人の展示)                                                  期 日     令和 7年 7月21日                                                            入門希望生   6名(女性)                                                                      

下写真 (淡窓役・・館長 6名の入門希望生)

                                                              開始                                                                             本日、令和7年7月21日、大和の国 奈良から1名、生駒から5名、計6名の方々が、私たちの咸宜園に入門してくださいました。有難うございます。私は、この咸宜園を経営しております 廣瀬淡窓と申します。皆さんがこれから勉学に励む咸宜園はこのようなところです。

下写真(当時の咸宜園の校舎絵図を提示)

 皆さんは今日から、この校舎で6年ないし7年間、勉強に励んでいただきます。それでは、これから勉強に励む咸宜園が、どのようなところか、私の作った「休道の詩」をご紹介しながらご案内申し上げます。

「休道の詩」提示 

休道他郷多苦辛、同袍有友自相親、柴扉曉出霜如雪、君汲川流我拾薪

休道他郷多苦辛 道(いうことを)休(やめよ)  他郷(たきょう)苦辛(くしん)多(おおし)と私は、入門希望の方に必ずこの詩を紹介して咸宜園の様子を知らせております。6名の皆さんは大和の国の奈良・生駒から、慣れない他郷の日田の地にやってきました。そして明日から始まる咸宜園の暮らしはとても厳しいものです。まず、私の教育の理想は、生徒と先生が同じ場所で寝起きを共にしながら学んでいくことです。ですから皆さんは全員この絵の一番奥にある二階建ての建物「学寮」で寝起きをし、園内の各建物で勉強してもらいます。次に、勉強の心構えとして「律(りっ)して後(のち) 学ぶ」を大切にしています。つまり、勉強する前の心や身を厳しく整えて、その後学習に励むようにしています。ですから咸宜園には厳しい決まりが、いくつもあります。また、咸宜園には他の学校ではあまり見られない、一日の学習スケジュ-ル表があります。現代の学校では当たり前となっている一日の時程表です。

下写真 学習スケジュ-ル表提示(咸宜園での1日を紹介)

                                                              皆さんはこの時刻表に従って、毎日暮らしていきます。まず、起床は午前5時です。冬の間はまだ真っ暗です。午前中は、教科の勉強や講義です。午後からは試験がずっとあります。そして、夕食後も勉強は続き、午後10時の消灯まで勉強は続きます。これが毎日です。外出が出来たり、自由にされる休みは月に一日だけです。咸宜園での大変なことは、これだけではありません。月旦評といって月一回、成績を発表する試験制度があります。

下写真(嘉永年間6月の月旦評提示)

                                                            月旦評は、前月の一日一日の試験の点数を加算して、級を上げたり下げたりする試験制度です。翌月の初めに発表しますので「月旦評」と呼んでいます。咸宜園は、入学する前の身分、年齢、学歴を全て奪い、みんな平等です。ですから、今日入門する6名の皆さんは、この表の一番下にある「無級」の欄に名前が載ります。そして、頑張った人が上級に上がっていく実力主義の学校です。頑張れば、農民出身者が武士の子に勝てるということもあります。こんな学校は全国広しといえどもここしかありません。ほとんどの人が、6級ぐらいまで上がって卒業していきますが、ここまで上がっていくのにあの大変な毎日が6年から7年間続きます。まさに苦辛多しです

同袍有友自相親    同砲(どうほう)友(とも)有(あ)り  自(お)のずから相(あい) 親(した)しむ毎日毎日、つらく大変なことが多かろうが、苦労を共にした同袍(なかま)や友だちがいるじゃないか。お互いに励まし合って、故郷 奈良や生駒を出てくるときに抱いていた夢を成し遂げるように頑張ろうではないか。忘れてはならないのは、あなた方が奈良や生駒を出てくるとき、心配で不安でたまらなく、あなた方の姿が見えなくなるまで、ちぎれんばかりに手を振って見送ってくださったお父様、お母様のあの姿を忘れることなく 辛くても苦しくても夢を成し遂げるように頑張ってほしいのです。                                                 柴扉曉出霜如雪 柴扉(さいひ) 暁(あかつき)に出(いず)れば、霜(しも)雪(ゆき)の如(ごと)し空に曉(残月)がまだ残っている真っ暗い朝、みんな起床です。柴の戸を開けて外に出ると霜が雪のように降っている寒い朝ですが、みんなで朝ご飯の用意をするのです。                                       君汲川流我拾薪 君は川流(せんりゅう)を汲(く)め 我は薪(たきぎ)を拾(ひろ)わんさあ!君たちは川に水を汲みに行きたまえ 私達は山に霜のかかった小枝を拾いに行ってきます。一緒に朝ごはんの用意をしましょう。このように咸宜園というところは、助け合い、いたわり合いながら共同で事をなすところです。それでは今から、あなた方 6人がこの咸宜園において、苦しくても辛くても最後まで成し遂げられるよう、私の心、咸宜園の魂を、この歌に込めて、あなた方一人一人の胸に打ち込んであげますので、どうぞ咸宜園に在学中、この歌を大切にしていただきたい。 

下写真(「休道の詩」を吟詠  6人の胸に淡窓の心 咸宜園の魂を入魂)

                                                            道(いうことを)休(やめよ)♫~。と、館長の美声(?)で休道の詩を6名の入門希望者の方の一人一人の胸に、淡窓の心・咸宜園の魂としてしっかりと打ち込んでいきました。一人一人の目をしっかり見て真剣に行う入魂の儀式は、この入門式の中で最高潮に達しました。                                                                 本日入門した大和の国からの6名の皆さん。今日から私達と共に、夢をつかみ取るよう頑張っていきましょう。ちなみに今、私が魂を打ち込む時に詠った方法は、皆さんが良くご存じの詩吟の詠い方ではありません。実は、咸宜園出身者に熊本から入門し、後に内閣総理大臣になった清浦圭吾という方がいらっしゃいます。この方が、総理大臣をやめられて若い頃を回想した時、「入門式で淡窓先生から休道の詩を入魂していただいたな-」、そして、「よくみんなが集まったときや休み時間に、進んで詠っていたなあ」「懐かしいなあ!」と、当時詠っていた通りをレコード化してくださったのです。このレコドが当館にございます。この詠い方は、咸宜園の「宜」と「園」を取って「宜園流」と言われており、私はその通り詠ったのです。まさに、淡窓先生が入門者一人一人の目を見て心と魂を打ち込んでいったのです。

下写真  (本人の入門書 入門を希望する者は入門書を書いて提出   下記入門書は8月17日の入門者分)                             

それでは、只今から係の者が「白い紙」を一枚とマジック一本を配ります。令和咸宜園に入門を希望する方は、この紙に「出身地」「名前・年齢」「本日の入学年月日」を書いて提出してください。

                                                          体験入門の儀式全て終了                                                                                 本日は私たち咸宜園に入門くださり誠に有り難うございました。咸宜園の特色「夢を持つこと」「助け合うこと」「感謝の気持ちを持つこと」の三つが主です。園生としてこれからの日々の生活でこの三つに挑戦していってください。淡窓先生もきっと喜ばれると思います。以上で、咸宜園入門式を終わります。

 

7月から復活した 咸宜園入門体験は、終了と同時にすべての方が感動して、大拍手をしてくださいます。私はその時、決まってこう申しております。「私に拍手は不要です。主人公は私ではなく、今日入門された、あなた方一人一人です」。どなたも晴れ晴れとした顔で帰ってくださいます。ぜひ、当館に足を運んでいただき、貴重な体験をしてみませんか。

2025年8月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hiroseshiryoukan

暑さ日本一の日田で!廣瀬資料館が熱い!

両替の体験に来館者も 大満足!!

 暑い日が続きます。そんな中でも、豆田町の廣瀬資料館は熱いですよ。本館で今、来館者の方に一番気に入っていただき、満足して帰ってもらっているのが、掛屋の「両替体験」です。掛屋商人であった廣瀬家は、大名等にお金を貸すなど金融業を生業としました。その中で、両替商も同時に行いました。主屋の一角に当時の両替時の天秤や豆銀・板銀・文銭を展示しています。只今、資料館が熱く盛り上がっているのは、この両替の展示コ-ナ-です。ここでの、両替の説明や実体験がとても「珍しい」とか、「面白い」とかで人気を集めています。7月13日の様子についてご紹介します。長崎からのお客様でした。

 

場所は、資料館一角の「両替商コ-ナ-」。 ここで、掛屋商人の仕事内容や両替の仕組みをご説明しております。

 

実際に、当時の「秤」や「豆銀・板銀」を使いながら「両替の仕組みをご説明します。皆さん、東日本と西日本とで大きな違いがあったことに驚きます。

 

両替を希望する当時のお客さんが、入ってくる「大戸」の説明です。

 

いよいよ「大戸」を開けます。来館者に手伝っていただきます。お客さんは、興味津々です。

 

来館者の手を借り「大戸」が上がりました。扉が全開しました。中から玄関が見えると来館者は大感激です。

 

ちょっとした寸劇が始まります。両替役を希望する来館者と、番頭役の来館者の掛け合いに、笑いが起こり、皆さんの気持ちも最高潮になります。

 

両替の全てが終わったら、皆さんは、引き戸から帰っていただきます。帰りは、「楽しかった!」「勉強になった!」と、どなたも大満足で帰っていきます。

7月より、両替の体験コ-ナ-を設けました。まだ一カ月たちませんがとても好評です。皆さんもぜひ、楽しくて、思い出に残る「両替体験」をしてみませんか。お待ちしています。8月からは、1号館で、「咸宜園入学体験」も行うよう計画しています。このことについては、実際の様子を後日紹介いたします。

2025年7月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hiroseshiryoukan

お雛様祭り終了 感謝!感謝!

 「日本遺産 日田天領お雛様祭り」が終わりました。期間中のご来館誠に有り難うございました。                   2月15日から3月31日まで開催されていたお雛様祭りが終了しました。今年度も、当資料館がある豆田町にも多くの観光客が訪れ、とても賑わいました。当館も「廣瀬8賢人と時代雛」というテ-マのもと展示に工夫をこらし雛祭りに参加しました。「雛人形の歴史」を展示して、雛人形の流れを古代から現代までお知らせしました。「とても分かりやすい!」と好評でした。この他にも、廣瀬家最古の「元禄雛」、大型人形禁止令が出される以前の大型人形の「享保雛」、面屋正次郎作のユニークな「御所人形」などは、来館者の足がいつまでも止まっていました。多くの方が、満足して館を後にしてくださいました。期間中、ご来館くださった方々に心より感謝申し上げます。来年も心を込めて展示し、皆様方をお迎えします。                                         まつり期間中の館内の様子をご紹介します。

 先ずは、満開に咲いて来館者の皆様をお迎えした「椿」と「モクレン」の花をご紹介します。館内の敷地には、4つの庭があります。どの箇所にも江戸期からの古木があり、歴史を感じさせます。今回ご紹介する花は、1号館前に咲き、最初に来館者をお迎えする「椿の花」です。「まあ-、きれい!」と、清々しい気持ちで見学をスタートしてくださいました。本宅庭園に咲く真っ白な「モクレン」の花は、青空に映え、写真のスポットとなりました。残念なことに、「モクレン」の開花時は3月中旬のわずか1週間です。この期間中に、来館された方はラッキ-でした。

  「いらっしゃいませ!」とお迎えした「椿の花」

  左「梅の古木」と「満開に咲いたモクレン」

   青空に映える真っ白な「モクレン」

掛屋廣瀬家の「商売の業績」を熱心に見てくださいました

 大型人形「享保雛」には、誰もが足を止めていました

   学芸員の説明に満足していただきました

  一番人気のあった面屋正次郎作「御所人形」

 一大行事の「お雛様まつり」が終了しました。5月から、掛屋久兵衛の「公共事業」の業績の遺品・遺作を特別に展示します。商人でありながら、淡窓の「感謝の心」を心に刻む久兵衛は、地域のため多くの事業に取り組みます。以前より、この頃の久兵衛活躍についてお知らせしたかったのですが、今回実現の運びとなりました。展示に最大限の工夫をして、皆様をお迎えします。ぜひ、ご来館くださいますようお願いします。

2025年4月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hiroseshiryoukan