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新年の挨拶
新年あけまして おめでとうございます。
新しい年を迎え皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。一昨年リニュ-アルオ-プンし、資料館運営も少しずつですが軌道に乗りました。そして昨年は、多くの来館者をお迎えすることができました。「わかりやすかったよ」「勉強になりました」という声にとても励まされ、さらに展示・説明に工夫・努力をしました。今年も廣瀬家の家訓「心高身低(心は高く 身は低く)」を肝に銘じ、日々精進したいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。 令和7年 元旦 公益財団法人廣瀬資料館理事長 廣瀬 和貞 公益財団法人廣瀬資料館館長 中島 龍磨
12月の入館者の様子をお知らせします
日田市立大山小学校の4年生の皆さんは 廣瀬久兵衛の「人なり」を学びに来ました
中島館長より 小ケ瀬井路造りと久兵衛の公共事業についてお話を聞きました
福岡県の希望ヶ丘高校の先生方が 廣瀬淡窓の敬天の「心」「教え」について学びに来てくださいました
廣瀬淡窓の咸宜園教育の背景にある「淡窓曼荼羅図」の説明に熱心に耳を傾けました
先生方の熱心さには 感心させられました
廣瀬淡窓の「心」や「教え」は熱心な先生方を通して 生徒の皆さん方にきっと伝わることでしょう
日田市立大山中学校の1年生の皆さんは 廣瀬淡窓の「教え」と「掛屋商人」廣瀬久兵衛の業績について学びました
いろいろ質問が出され とても充実した学習会になりました
淡窓の書「徳孤あらず 必ず麟あり」の説明に納得の見学会になりました
寒い中の見学になりました。一生懸命、学ぼうとする姿に心を打たれた師走のひと時でした。2、3月には天領日田お雛様祭りが実施されます。資料館のある豆田町にとって、最大のイベントです。早速、年明けから雛壇づくりや人形の蔵出しを行います。昨年とはまた違った展示を計画しています。皆様方には、是非おいでくださいますようお願いいたします。
秋の資料館 淡窓も微笑む!
多くの来館者に 淡窓も久兵衛もニコニコ!
やっと秋らしくなりました。人の動きも活発になり日田の豆田町も多くの人であふれ、当館にもたくさんの来館者があり、とても賑わっています。1号館「淡窓・8賢人コ-ナ-」では、淡窓の「独自の敬天の思想」や月化の当時ベストセラ-になった『秋風庵文集』、桃秋の小説『帚木(ははきぎ)』に熱心に見入るお客様が多くいます。2号館「掛屋廣瀬家・久兵衛コ-ナ-」では、家訓「心高身低」や久兵衛の愛した言葉「義欲の事 人は欲無き者は非(あら)ず さりながら義に傾き候(そうろう)時は 欲をも捨て申すべき事に候」の展示に足を止める方が多いです。 今回は、10月12日に行われた、国文学研究資料館主催の「廣瀬資料館セミナ-」と10月18日の横浜市の英理女子学院高等学校と立命館アジア太平洋大学の皆さんの館内合同研修会の様子についてご紹介します。
国文学研究資料館主催の「廣瀬資料館セミナ-」は毎年開催されていますが、今年は、開催場所が廣瀬家主屋座敷(天保年間建築)で、画期的なところでした。 先ずは、主催者の国文学研究資料館「入口敦志」副館長が、挨拶とセミナ-開催の趣旨について述べました。
1つ目の発表は、慶應義塾大学の合山林太郎先生が行いました。「廣瀬淡窓と幕末漢詩壇-淡窓の詩はいかにして人口に膾炙(かいしゃ)するようになったのか-」です。
多くの参加者は熱心に聞き入りました。
多くの質問や意見が出され、とても盛り上がりました。
次の発表は、Y.O設計代表の養父信義さん「北家主屋の保存修理」についてです。養父さんは、本館修理・修復工事の管理者として4年間関わってきました。修理・修復した箇所を指さしながらのお話はとてもリアルで解りやすかったです。今回のセミナ-開催場所を当館座敷で行なった意図がよくわかりました。
養父さんの発表は解りやすく、参加者も納得していました。
10月18日の立命館アジア太平洋大学の学生さんと英里女子高等学校の皆さんとの研修会は118名もの人数で館は溢れました。大学生と高校生との交流も兼ねていて、資料館と展示物が交流の材料となったようです。
2号館の展示物を熱心に見る皆さん
やはり淡窓コ-ナ-が一番人気でした
たくさんの来館者の皆さんに満足していただき、本当にうれしいです。感謝の心でいっぱいです。ここで、11月の展示物をご案内します。ところで、皆さんは、幕末から明治維新の頃、九州の幕府中心地日田で、表舞台では有名な西郷隆盛と勝海舟の江戸城無血開城の話と同じことが起ろうとして、それに尽力した人物が廣瀬家の青邨、林外だったということをご存じでしたか。この一連のストーリ-のもとになる資料や現物を展示します。どうぞお楽しみに。
残暑お見舞い申し上げます
8月は、連日の猛暑が続きました。そして、月末には台風10号が九州に上陸し、本館のある日田地方を台風の目が通過していきました。大雨あり大風ありととても心配しましたが、幸いにも大きな被害はなく感謝の気持ちでいっぱいです。さて、8月は35度を超える日が続きましたが、来館者も多く訪れました。23日には大分県教育委員会の教育長様をはじめ各市町村の教育長様方20名がおいでくださいました。各市町村の教育界の代表の方々に淡窓・咸宜園のことを知っていただきました。また、月末には台風の中、フランスの方や韓国の方が訪れてくださいました。今後は、外国人の方々への対応もしていかなければと思いました。以下、8月の資料館の様子をお知らせします。
県下の教育長先生方が、おいでくださいました。
県下「教育長」の先生方 1号館「淡窓」コ-ナ-にて
県下「教育長」の先生方 「淡窓心と教えの曼荼羅図」の説明風景
県下「教育長」の先生方 2号館「久兵衛」コ-ナ-にて
将来、学芸員を目指す学生ささんが実習に来ました。
学芸員研修 「廣瀬資料館」実習 1号館にて
学芸員研修 「両替商」実習 2号館「帳場」にて
学芸員研修 「掛屋」実習 2号館にて
淡窓・咸宜園についてガイドをしてくれる子どもさん方が研修に来ました。
子どもガイド研修 2号館で「久平衛」について学びました
子どもガイド研修 1号館で「廣瀬8賢人」について学びました
8月も今日で終わり。秋に向けて気候も良くなります。皆様方のご来館を首を長しくてお待ちしております。9月には、1号館の「廣瀬青邨・林外」コ-ナ-と2号館の「廣瀬久平衛」コ-ナ-の展示替えを計画しております。お楽しみにしていただきたいです。是非おいでくださいませ。
日田祇園祭 子ども無料開放
日田祇園祭開催中 小・中学生の入館は無料
廣瀬資料館では、今年度より日田4大イベント期間につき、小・中学生の皆様方のご入館を無料にしております。今回、7月20日(土)、21日(日)に「日田祇園祭」が催されます。下記の日時につき、ご入館は無料です。たくさんのお子様のご来館をお待ちしております。
無料入館の日時・・・令和6年7月20日(土)・21日(日) 午前9時~午後5時
今年度の、無料入館は5月の3日、4日、5日の子どもの日、5月25日、26日の日田川開き観光祭。7月20日、21日の日田祇園祭。9月21日、22日、23日の大原放生会。11月8日、9日、10日の日田天領祭・千年あかり祭です。既に終わった子どもの日と日田川開き観光祭時には、それぞれ20人近くの子どもさんがご来館してくださいました。
資料館玄関に、上記の「無料入館」案内を提示しております。
川開き観光祭「小・中学生無料入館」のお知らせ
小・中学生のみなさん !! ご来館をお待ちしています!
5月25日土曜日、5月26日日曜日につき、小・中学生のお子さんの入館を無料にします。多くの方のご来館をお待ちしております。本館では、今年度から主要な行事や催し物の期間中につき、「小・中学生」の入館を無料にしました。多くのお子さんに、淡窓や久兵衛そして、廣瀬家のことを知っていただきたいからです。まず、手始めに今年度は「行事」「催し物」期間中に限り、実施します。今後、予定している無料入館の期間は次の通りです。
〇日田祇園祭期間(7月下旬) 〇大原放生会期間(9月下旬) 〇日田天領祭り・千年あかり期(11月中旬 )
詳しい日時については事前にホ-ムペ-ジや資料館玄関の掲示板にてお知らせします。小・中学生については、学校教育活動の一環として多くのご来館をいただきました。今後も、引き続き「無料」でのご入館とします。学校教育活動だけでなく、子ども会の活動等での、ご来館もお待ちしています。
資料館玄関前の掲示板「小・中学生無料入館」予告
こどもの日「無料開放」のお知らせ
5月3・4・5・6日、小・中学生は入館無料!
昨年から始めた、特別イベント「こどもの日無料入館」を今年も実施します。昨年度は、5月5日のみで対象は小学生でした。今年は、期間を3日~6日とし、対象も小・中学生としました。昨年実施しとても好評で、期間延長と対象幅を広げてほしいという声が多々ありました。今年は、皆様方の要望に応え実施いたします。声を掛け合い、ご来館ください。ゴールデンウイ-クのお子様との良き思い出を、当館で創ってみませんか。お待ちしています。
館の玄関に掲げた、子どもの日「無料開放のお知らせ」
お雛様も5月の連休を最後に収納します。今年の展示期間中は、多くの方がご来館くださいました。誠に有り難うございました。4月に入って、アンケ-ト調査を実施しました。ご協力いただき誠に有り難うございました。只今集計中です。皆様方の貴重な御意見を真摯に受け止め、今後の資料館運営に役立てます。
ここで、お雛様展示の中で、皆様方から人気のあった人形のベスト5をご紹介します。
第5位 本館で一番大型の人形「享保雛」8代将軍徳川吉宗が出した「倹約令」前の人形です。
第4位 最上段の「元禄雛」は本館最古のもの、下段の「島台」は西日本でも珍しいものです。
第3位 面屋正次郎作の「御所人形は」、子どもたちから「マツコ」にそっくりと人気者でした。
第2位 廣瀬家の時代雛の集合体は、一体一体に歴史があり来館者に感銘を与えました。
第1位 神功皇后と武内宿禰の人形が一番人気がありました。二人のドラマにはどなたも熱心に聞き入っていました。
次に館内の様子についてご紹介します。
主屋「久兵衛コ-ナ-」を見学する来館者
時代雛に目を凝らす小学生の皆さん
「御所人形」にスマホを向ける来館者の方々
ひな祭り中、多くのご来館本当にありがとうございました。来年はさらに工夫をして皆様のご期待に副えるように致します。ぜひまた足を運んでくださいませ。6月からは、「令和6年度前期特別展」を開催いたします。ご期待ください。